神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2021年10月22日 エリアトップへ

川崎市給水開始100年 水道の歴史探る企画展 溝口・ふるさと館で

文化

公開:2021年10月22日

  • LINE
  • hatena
今年八丁畷駅付近で発掘された1919年当時の配水管(写真上)、明治〜大正の資料
今年八丁畷駅付近で発掘された1919年当時の配水管(写真上)、明治〜大正の資料

 大正10年(1921年)に川崎で水道が完成し、給水が開始してから今年で100年。「大山街道ふるさと館」(高津区溝口3の13の3)では現在、企画展「給水開始100年―近代川崎を切り拓いた水道―」が行われている。主催は川崎市市民ミュージアム。

八丁畷駅付近で発掘古(いにしえ)の「給水管」も

 1889年に町制が施行された旧川崎町では主に二ヶ領用水の水を生活用水として利用していたが、水質は良いとはいえない状態で、人々は水不足に悩まされていたという。また、明治末期に注力されていた工場誘致のためには水道は不可欠であり、これらを機に川崎町に水道が敷設されることになった。

 今回の企画展では水道敷設時の資料や市制施行前後からその後の都市形成を表す水道関係の資料を約50点展示。今年、京急本線八丁畷駅付近で工事中に発掘された1919年の鋳(ちゅう)鉄管(鉄製の配水管)もある。また、溝口飲料水路図など高津地域の水利用に関する資料も揃っている。

 主催者は「川崎の成り立ちに水道敷設が深く関わっていることを知ってほしい」と話している。

 観覧無料。午前10時〜午後5時。11月28日(日)まで。また期間中、館内では今夏募集された「うれしい蛇口コンテスト」の全作品481点も展示されている。

 問い合わせは市民ミュージアム【電話】044・754・4500へ。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

川崎のまちの記憶を継承

川崎のまちの記憶を継承

デジタルアーカイブ入門

4月26日

ストリートピアノ 各所に

ストリートピアノ 各所に

5月12日までフェス

4月26日

「波乗りジャパン」初選出

幸区出身清水ひなのさん

「波乗りジャパン」初選出

世界ジュニア選手権へ抱負

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook