神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2022年1月7日 エリアトップへ

関幸区長 50周年機に地域再生 コロナ禍、新たな芽に期待

社会

公開:2022年1月7日

  • LINE
  • hatena

 昨年1年間について、関敏秀幸区長は「コロナとの闘いに終始し、正直、何もできなかった」と振り返る。

 そうしたなか、区民で在宅勤務になった人が、交通安全運動を手伝うようになり、これまで見られなかった顔がまちかどに立っていたり、町内会でオンライン会議システム「Zoom」の活用が進んだ。こうした新しい芽が出ていることに期待も寄せる。

 この2年、地域の中で祭りやイベントが行われなかったことで、子どもたちがこれらを知らないまま過ごすなど、地域コミュニティーが崩れてしまっている現状に危機感を抱く。そこを補うために、まちなかでの掃除、フリーマーケット、ゲームなど催しの同時多発的な開催も検討中だ。防災訓練が行えず、コロナ禍での避難方法、避難所運営の仕方などをうまく伝えきれていないことも懸念する。

 今の区の大きな課題は人と人のつながりが途切れ、セーフティーネットのほころびが大きくなっていること。「この解決のために、『ご近所支え愛事業』といった地域の見守りの充実に力を入れたい」と関区長。

記念イベント充実

 幸区は今年、区制50周年を迎える。コロナで緩んだ地域の関係性を再構築するよい機会と捉え、子どもの意見を施策に取り入れることに注力。1月から来年3月までに25以上のイベント、企画を用意し、世代間交流を強固にする。

 昔の写真が現在のどこかを探る歴史スタンプラリーや、鉄道スタンプラリーなどは、同時期に行い区内を巡る仕掛けを考えている。幸区ゆかりの絵本作家、故・かこさとしさんにまつわる企画や、パラスポーツのボッチャ、対戦型コンピューターゲームを競技化したeスポーツなどスポーツイベントも予定している。

 「一緒にコロナを乗り越えて新しい幸区の歴史を共につくっていっていただきたい。そのために声を聞かせて欲しい」と区政への積極的な参加を呼びかける。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

川崎のまちの記憶を継承

川崎のまちの記憶を継承

デジタルアーカイブ入門

4月26日

ストリートピアノ 各所に

ストリートピアノ 各所に

5月12日までフェス

4月26日

「波乗りジャパン」初選出

幸区出身清水ひなのさん

「波乗りジャパン」初選出

世界ジュニア選手権へ抱負

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook