幸区の御幸公園の梅林で6月13日、梅の実の収穫作業が行われた。幸区道路公園センター、幸区役所職員のほか、ボランティアの梅香(うめかおる)サポーター、川崎総合科学高校ボランティア部、幸高校生、古市場小児童など約60人が参加。
7グループに分かれ、園内全ての木を対象に手の届く高さの実をもいで回った。古市場小6年の児童らは「宝探しみたいだった」「力を入れなくても取れた」「梅ジュースにしたい」「たくさんとって達成感がある」と初めての梅の収穫を楽しんだ。
道路公園センターの職員によると、同園の梅の実は農家が「食用」として育てたものではないため、農薬の検査を受けておらず、今年は「香りを楽しんでほしい」と話す。来年以降、農薬ほか諸問題を解決し、梅の実の活用をしていきたい考えだ。
赤坂慎一幸区長は「実の活用法は今後皆さんと考えていきたい。御幸公園を小田原の曽我梅林や水戸の偕楽園のように全国に発信していきたい。今後もますますのご協力を」と参加者に呼びかけた。
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