賞状を手に喜ぶ「みらい川崎市議団」の所属議員
地方議会などにおける優れた政策や取り組みを表彰する「第17回マニフェスト大賞」の授賞式が11月11日、都内で開かれた。議員・会派の部でみらい川崎市議会議員団が優秀賞を受賞した。
同会派は「決算から予算の連続性・一体性を重視した決算審査のあり方」に基づき、独自の自治体財務の調査手法を構築。２０１６年には予算計上していた３億円の事業が別の目的に流用していたことを明らかにし、翌年度の予算計上で95％減額する成果を上げた。
審査委員を務めた江藤俊昭大正大学社会共生学部教授は「本丸である地方財政に取り組み、決算から予算提案というサイクルを方法化した意義は大きい」と評価した。
受賞を受け、岩隈千尋団長は「市民の税金の使い道を適正化する観点のもと、成果・結果を残してきたことが客観的に評価され感謝している」と述べた。
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