川崎青年会議所(JC・川瀬典宏理事長)は6月3日、川崎区東田町の川崎市労連会館講堂で「わくわく数の世界の大冒険〜川崎も、世界も、数学でできている〜in川崎こども塾」と銘打ったイベントを開催した。
川崎はキングスカイフロントや新川崎・創造のもりといった先端研究施設や東芝未来科学館、かわさきエコ暮らし未来館などの科学に非常に縁の深いまちであることや2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることからイベントを開催した。
この日は川崎市内の小学生を中心に約180人が参加。「数」をテーマに、サイエンスナビゲーターの桜井進氏とともに映像や音楽を駆使したエンターテイメントショーを楽しんだ。
「9」にまつわる数字マジックや掛け算・割り算の簡単な計算方法、2進法を活用したキャラクター当てマジック、コピー用紙を何回折ると紙の厚さが宇宙を超えるかを考えるクイズなどを行い、数学は我々が生きていくのに必要不可欠なことを知るために発達してきたことを学んだ。
子どもたちから「円周率はなぜπ(パイ)というのか」「宇宙の大きさが分かっているのなら、その外側に行くとどうなるのか」といった鋭い質問が途切れることなく続いた。
JCは20歳から40歳までの市内の若手経済人らでつくるまちづくり運動組織。「今回参加した子どもたちの中から将来の川崎、世界を引っ張ってくれる人材が生まれれば」と岡本健吾同JC青少年育成委員会委員長は語る。
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