川崎区田町在住の成澤昭徳さん(76)が、古代史をテーマにした歴史ミステリー風小説『飛鳥伝説』(文芸社)を今月15日に刊行する。
成澤さんは昨年の夏、文芸社が作品を募集していたところに原稿を応募。同社の目に留まり、今年2月に出版が決まった。
16年ほど前から古代史に興味を持ち始めた成澤さん。6年前、日本の「飛鳥」文化と地上絵で有名な「ナスカ」文化には、発音の類似から何か共通点があるのではというユニークなアイデアを発想。長野県の諏訪大社や奈良県の法隆寺、京都府の下鴨神社など全国の神社仏閣を巡りヒントを探りながら、6年の歳月をかけて作品を完成させた。
成澤さんは「都市伝説として謎解きを楽しみながら読んでほしい。実は表紙にもヒントが隠されています」と話す。
本書は四六上判136ページで税抜1200円。有隣堂アトレ川崎店、北野書店ほか、通販サイトの楽天などで販売する。
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