「戦火に苦しむ子どもたちのために」―。その想いから津久井地区に住む青少年らで始めた「ピースチャリティーコンサート」。今月12日(土)に節目となる10周年のコンサート”飛び出そう 世界へ”を開催するに当たり、実行委員会メンバーの想いを込めた「記念オリジナルテーマソング」を今回初めて製作。コンサート当日に披露される予定だ。
2001年の同時多発テロを機に勃発した、アフガニスタンへの空爆の映像を見た地元の青年が「自分たちに何かできることはないか」と、津久井地区中高生等の青年ボランティアが中心となって始めた同コンサート。10年前にスタートし、入場料や収益金を(財)ユニセフ協会に通じて現地への寄付を行っている。その額は、過去9年間で計114万5102円にものぼる。
毎年、地元を中心に活動するアーティストらが出演する中、今年は節目となる10周年を迎えるにあたり、同実行委員会メンバー自らが作詞作曲を手掛けた「記念オリジナルテーマソング」を製作。歌詞には『小さなことからはじめよう ささいなことでもいい それが大きな力になる 手をのばすきっかけを見つけたなら 飛び出そう世界へ』と、メンバーの想いが込められ、村石太郎実行委員長は「誰かの役に立ちたい。そう思っている若者は沢山います。そんな青年たちが動き出せるきっかけになれれば」と多くの来場を呼びかける。
コンサートは13時半から津久井中央公民館で開催。入場料は500円(小学生未満無料)。出演者は、創価大学、和太鼓「結」、スーパーエイプス、Chickweed、パラダイスカフェ、JACK H、Twintone、ОHANA等の他、昨秋のユニセフの集いで知り合った横浜国大ボランティアサークル「mirror」の活動発表を予定。また、募金箱設置の他、ペットボトルの「エコキャップ運動」の協力も呼びかけている。
なお、前売り券を山本書店、童人夢農場等で発売中。問い合わせは【電話】042(784)0567秋本さん。
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