タウンレポート 会派の独自色に注目 市議会・6月定例会 各代表に抱負を聞く
区制施行後、初の改選を経た相模原市議会は、今月31日(火)から6月定例会を開催する。16日の臨時会では、中村昌治市議を新議長に選出。会派も決まり、新体制のもと論戦が始まる。
構成会派は、所属人数順で新政クラブ(17人・佐藤賢司会長)、民主・新無所属の会(12人・大沢洋子代表)、公明党相模原市議団(8人・関山由紀江代表)、日本共産党相模原市議団(4人・藤井克彦団長)、市民連合(3人・金子豊貴男代表)、みんなのクラブ(3人・小林倫明代表)、みんなの党相模原(2人・市川圭代表)の7つ。新たな動きとして、旧民主クラブと無所属議員とが連携したほか、異例のケースとして、みんなの党から2つの会派が成立した。
こうした中、定例会への決意を各会派の代表に向けると、新政クラブ「市政報告会を活発化するなど、わかりやすい市議会を。最大会派として、地方分権推進の役割を果たす」/民主・新無所属の会「(区の事情はあっても)市全体を見る市政に変わりない。市民目線、立場で政策立案できるよう努力」/公明党「第3会派となったが、市民の声を活かしたい」/日本共産党「暮らし、福祉の立場で、市民が主人公のまちを」/市民連合「(論点として)震災対策、災害弱者への対応、自然エネルギーの活用など」/みんなのクラブ「特区の設置、防災強化、津久井地域の線引きなどを話し合いたい」/みんなの党「しがらみにとらわれない政治を」と述べた。
市全体の問題に対して、各会派、議員が区ごとの事案をどう反映させていくのか。それぞれの色が鮮明に出る議会となりそうだ。
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