ＳＣ今年も"飛び級" 11月に大勝負 JFL入り挑戦権 「地域大会」出場決定
７月、Ｊ２チーム『ギラヴァンツ北九州』から期限付き移籍をしたＭＦ・佐野裕哉選手。佐野選手をはじめ、ＳＣには”元Ｊ選手”らキャリアのあるメンバーが多く在籍している
Ｊリーグ準加盟サッカークラブ『ＳＣ相模原』（中央区中央／望月重良代表）はこのほど、日本サッカー協会からの”優遇措置”を受け、ＪＦＬ昇格をかけて争われる「第35回全国地域サッカーリーグ決勝大会」への出場権を得た。昨年に続き２度目の大チャンス。11月のこの大会を勝ち抜けば、来年度からＳＣはアマチュアサッカー界の最高峰ＪＦＬ（日本フットボールリーグ）で、全国を舞台に戦うこととなる。
この地域大会に出場できるのは、関東リーグ１部など全国に９つある地域リーグの優勝チームと、全国社会人サッカー選手権大会の優勝チームが基本。優遇措置による出場はこれまで03年のザスパ草津と、昨年のＳＣのみ。
ＳＣは昨年、「健全な運営」「競技場の確保」「行政の協力」などが評価され、同協会から”Ｊリーグ準加盟クラブ”に承認されている。今回の優遇においては、この点と、現在所属する「関東リーグ２部での活躍」が評価されたようだ。通常なら、１年ずつカテゴリーをあげるなどし、地域大会への出場権を得るが、ＳＣは昨年同様この措置により、”飛び級”で大一番に挑戦できることに。全国12チームによる地域大会を勝ち上がれば、チーム発足４年目にして、ＪＦＬ昇格が認められる。大会は11月が福井県など、12月の決勝は大阪府で開催となっている。なお、チームは現在、リーグ戦13試合を消化し（関東２部）、9勝１分３敗で２位の成績（18日時点）。25日（日）には、愛甲郡愛川町の三増運動公園で、リーグ最終戦を行う（エリースＦＣ東京戦・11時）。
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