日本初の人造湖である相模湖を有し、石老山・道志川など豊かな自然に恵まれた「相模湖地区」。この地区の経済団体として、地域振興に多大な役割を果たしてきた相模湖商工会(山本俊雄会長)が本日24日(木)、午後1時半から、相模湖交流センターで設立50周年を記念した式典を開催する。
相模湖商工会は、昭和37年3月に設立。現在、地元の中小企業や商店に従事する309人が加入している。これまでに、間伐材を行かした「森づくり・モノづくりコンテスト」や小原の郷で行われる「青空市」の開催をはじめ、商業・工業・観光の3部会で、それぞれ相模湖の特色を活かした活動を地域の他団体とも連携して実施。また、女性部は相模湖駅前の花壇整備事業、青年部は秋の「相模湖ふれあい広場」で中心的役割を果たすなど、幅広い活動を行っている。
50周年となる今年度は昨年11月に、歴代の会長・青年・女性部長などが参加し、「50周年の歩み、そして未来」をテーマにした記念座談会を開催。その他にも、湖上花火大会での記念花火の打ち上げ、ふれあい広場でのにぎわい市や、記念誌「湖上をわたる風がみた物語相模湖」の発刊などの事業を行い、節目の年を盛り上げてきた。
式典は「飲水思源(物事の基本を忘れないという戒めの語)」を開催趣旨に実施。1部では記念式典が行われ、7代会長の宮崎精治氏、8代会長の橋本通氏、9代会長の荻野時夫氏と、中村一男元理事、井上信行元理事、坂本由美子元女性部長、柏木昭治元監事に感謝状が贈呈される。
午後2時45分から始まる第2部では富士急行(株)社長の堀内光一郎氏を講師に招き、記念講演「地域経済活性化と富士急行の事業展開、さがみ湖リゾートが目指すもの」を開催。講演は申込不要で、誰でも入場可能(無料)。
山本俊雄会長は「これまでの50年の活動を振り返り、今後も商工業者の経営支援を通じて商工業の振興を図ることで、地域貢献していくことが我々の活動の原点であると認識を新たにします」と話している。問い合わせは、相模湖商工会【電話】042・684・3347へ。
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