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神奈川経済専門学校 LED展示板で文化振興 作品鮮明、地域団体も協力

文化

公開:2015年5月6日

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今回設置された展示板
今回設置された展示板

 学校法人神奈川経済専門学校(東橋本2の33の5、奥田経男理事長)は「橋本Art Gallery」と題した、相模原市にまつわる芸術作品を展示するLED内照式展示板を、校舎隣接の駐車場内に5月から設置した。「街と芸術を紡ぐ」をテーマに市内外で活動する芸術振興団体「相鑑舎」(橋本欽至代表)の協力のもと、同校の文化振興事業の一環として設置されたもので、内蔵されたLEDにより、夜でも鑑賞を楽しむことができる。

 今回設置されたのは横幅4m、縦1・2mの展示板。LEDによって、作品が印刷されたフィルムが発光するため、日が暮れても鮮明に鑑賞することができる。展示板は午前8時から午後9時まで点灯している。

 同校は来年迎える創立40周年に向け、支えられた地域への恩返しとして、区内での文化振興に努めている。2013年には杜のホールでオペラコンサートを開催した。今回は、以前から交友があった橋本代表からの提案により実現。相鑑舎が進める「街全体をアートにする」という活動趣旨に同校が賛同し、地域住民や通行人などが気軽に芸術作品に触れることができ、校舎隣接の駐車場を有効活用できるものとして、展示板の設置を決定。さらにインパクトがあり、運用費用も低く抑えられるという点からLED内照式が採用された。橋本代表は「この展示板を見てもらうことで、芸術を身近に感じ、興味を持ってもらうきっかけになってほしい」と語った。

 奥田理事長は「相鑑舎の協力に非常に感謝している。地域団体と連携しながら、この展示板を活用していきますので、ぜひお気軽に通りかかっていただければ」と話している。

初回は「相模原百景」

 初回の展示は、「相模原百景」として、相模原を代表する画伯の一人である故吉川啓示氏による市内各地の風景画が100枚展示されている。その後は、年に4回程度の入れ替えを予定しており、「相鑑舎と次回展示物について協議を重ね、さまざまな芸術に触れられるようにしたい」と奥田理事長は述べた。

夜でも鑑賞できるLED内照式
夜でも鑑賞できるLED内照式

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