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串川診療所 開業医募集も3年間ゼロ 人口減少が背景に

社会

掲載号:2015年7月23日号

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医師不在の串川診療所
医師不在の串川診療所

 長竹にある串川診療所(長竹1425の1)では、2012年7月の閉院以来、相模原市による開業医の募集を実施しているが、いまだに応募はない状況。当時は内科や小児科などの診療が行われており、利用していた地域住民からは早期開院を求める声も上がっているという。この状況に市も、引き続き広報活動や他病院への声掛けを進めていくとしている。

 同診療所の前身は、1951年に創立された串川村国民健康保険直営診療所。その後、1974年に現在の建物に改装され、名称も町立串川診療所となった。当初は旧津久井町による公立診療所だったが、1986年、行政の直営ではなく、行政から同診療所施設を貸借し、医師個人が運営するスタイルに変更。以来、一人の医師によって、内科・小児科などの診療が行われてきたが、2012年7月、医師の高齢を理由に閉院。市は同時期から、同診療所を借りて開業してくれる医師の募集を始めたが、応募はなく現在に至っている。

 開業医を募集している市健康福祉局福祉部地域医療課は、応募が来ていない理由として、同地域の人口減少を挙げている。「都市部に比べて、人口数・世帯数ともに減少が進んでいるため、『ここで開業したい』と志願してくれる医師がなかなか現れづらい状況となっているのではないか」と話している。

 長い間閉院したままとなっている診療所に対し、地域住民からは早期開院を求める声もあるという。同課では年に1、2回程度、草刈りなどの維持管理を行いながら、募集の広報や地域の病院への声掛けを実施している。

他病院へは車が必要

 長竹地域付近の大きな病院としては相模原赤十字病院(中野256)と森田病院(三ヶ木627)があるが、どちらも自動車やバスを利用する必要がある。近隣の青山に住む女性からは「同診療所の存在は知っていたが、今は赤十字病院を利用しているので、特に困っているわけではない」という意見もあったが、一方で、長竹に住む女性からは「車を運転できない高齢者などにとっては早期開院が望まれるのでは」との声もあがっている。

 同件に関する問い合わせは同課【電話】042・769・9230へ。

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