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青根中 学生ボランティア賞に “普段着”の福祉活動が評価

教育

公開:2015年10月1日

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 生徒数8人の相模原市立青根中学校(池谷弘子校長)がこの程、公益財団法人ソロプチミスト日本財団から学生ボランティア賞を受賞した。アルミ缶を回収して、地域の老人ホームに車いすを贈呈する活動が認められたもので、緑区内の学校では初めての受賞。生徒の一人は「賞を励みに、これからもボランティア活動を続けていきたい」と話している。

 この賞は、様々な奉仕活動に対する援助や協力を行っているソロプチミスト日本財団が、全国の学校を対象に、学生ならではの視点で奉仕活動を継続的に行い、社会への責任を誠実に果たしている個人・団体を表彰するもの。市内では、過去に相模女子大学などが受賞しているが、緑区内の学校では今回が初めて。

 小人数ながら地域住民と一体となり、様々な福祉活動に積極的に取り組んでいる青根中学校。アルミ缶の回収は、父兄や地域住民にも協力を仰ぎ、17年前から実施。当初は、地元の社会福祉協議会に寄付をしてきたが、3年前に青根地区に初となる特別養護老人ホーム「青根苑」がオープンしたことを機に、アルミ缶の回収資金で車いすを贈呈することを決定。これまでの3年間で計4台の寄付を行ってきた。

 加えて「青根苑」とは幅広い交流をすすめ、生徒たちが定期的に訪れて食事の配膳や、窓ふきなどの手伝いをする他、夏祭りや年末の餅つき大会への協力、生徒のメッセージ描かれた畳一畳サイズのポスターや、個々の習字や絵画を贈り、展示するなどの活動を行っている。池谷校長は今回の受賞に対し、「地域の皆様の協力に感謝します。全校生徒8人の当校と青根苑さんとの、日常的な普段着の交流を高く評価して頂いたと思い、有り難いです」と話す。

 11月11日には、香川県高松市で行われる贈呈式に出席する予定。アルミ缶回収の責任者である保健福祉委員長の井上太智くんは「素晴らしい賞を頂くことが出来て大変嬉しいです。これからもボランティアを頑張りたい」と喜んでいた。

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