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さがみはら緑区版 公開:2015年10月15日 エリアトップへ

相原高校畜産部 “乳牛のオリンピック”出場 創部初 日々の成果実る

教育

公開:2015年10月15日

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ホル全共へ臨む同部員たち
ホル全共へ臨む同部員たち

 県立相原高校(齊藤一美校長)の畜産部が育てた乳牛が、10月23日から26日に北海道勇払郡安平町(あびらちょう)で開催される第14回「全日本ホルスタイン共進会」(ホル全共)に神奈川県代表として出品される。通称「乳牛のオリンピック」と呼ばれている同大会。同部創設以来、初めての出場となった。

 同大会は、(一社)日本ホルスタイン登録協会が5年に1度開く全国規模の共進会で、1951年に始まった。前回は、13回大会を2010年に行う予定だったが、国内で口蹄疫の発生を受けて延期。翌11年には東日本大震災の影響で中止となったため、今回が05年の12回大会以来、10年振りの開催となる。

 同校の畜産部は9月に、ホル全共への出場が懸かった県予選に出場。県内の酪農家がひしめき合うなかで、6頭のみの県代表に選出された。出品が決まったのは「ショウユ」という名前のホルスタイン。昨年2月に同校で産まれ、同部員が手塩にかけて育てあげてきた乳牛だ。

 ホル全共には全国から約400頭の乳牛が集まり、出品区分を18部に分けられ、審査・選賞される。同部の選抜メンバー6人(写真左から宮村悠希さん・1年、金子純子さん・3年、松本七海さん・2年、津留崎彩奈さん・3年、早瀬みなみさん・3年、小澤彩夏さん・1年)は21日に北海道へ出発する。共進会で、牛を歩行させるリードマンを務める津留崎さんは「部員や先生はもちろん、地域の酪農家の方々にもたくさん協力してもらったおかげでの予選通過。感謝の気持ちでいっぱい」とし、「当日は自分が緊張してしまうと牛にも伝わってしまう。平常心を心掛けたい」と意気込んだ。金子さんは「4月の大会で指摘された点を改善するために朝早くから体を洗ったり、歩行練習をしたりしてきた。今まで通りの調子で頑張りたい」と話した。

 指導する小笠原直樹教諭は「毎日朝6時から夜8時まで休みなく、調教やお世話をしてきた部員たちの成果が報われて嬉しい。全国の一流の酪農家が集まる大会での経験を、将来のために生かしてくれることを期待します」と述べた。

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