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交流センター桂北小 “家縛り”で地域交流を 芸術家・松本春崇氏が開催

文化

掲載号:2016年11月17日号

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これまで、小学校など34カ所で「縛りプロジェクト」を行ってきた
これまで、小学校など34カ所で「縛りプロジェクト」を行ってきた

 「つないで結ぶ相模湖交流プロジェクト 家縛りプロジェクトBinding Homes」が11月19日(土)、20日(日)に県立相模湖交流センター入口で、12月13日(火)に市立桂北小学校(与瀬)でそれぞれ開催される。手掛けるのはアーティストの松本春崇氏(58)。松本氏は「プロジェクトにより、相模湖地区の人々とつながって結ばれたい」と話す。

 松本氏は地元多摩美術大学大学院卒の芸術家。「四つ」をモチーフとした4ism作品を主に、国内外で多数の個展、グループ展を開催している。「家縛りプロジェクト」は、松本氏が十字に紐がけされ、四分割された古新聞を見て、家を同じように縛ったら面白いのではないかと考え、雑誌編集者だった角田良江氏らとともに2011年からスタート。これまで、特別に制作した縄で、学校や民家などの建物全体を十字に縄でかけて、蝶々結びをするアートプロジェクトを国内外で34件行ってきた。

 そうした中、以前からこのプロジェクトに参加していた相模湖交流センターの職員が、地域住民との交流を目的に「つないで結ぶ」をキーワードにして、同センターや地元の桂北小学校でも開催できないかと松本氏に打診。氏も快諾し、今回の開催になった。

 相模湖交流センターでは、事前に公募した約20人のボランティアが手伝い、19日(午後0時30分から4時まで)と20日(午前10時から午後1時まで)の2日間をかけて制作。桂北小では12月13日に、児童やPTAなどと協力して各々施設や校舎を十字に縛っていく。どちらも一般見学可。

 松本氏は「日本人にとって縄は、神事に使うなど生活の道具だけでない特別なものです。縄の痕を残した芸術作品が縄文土器以来、日本の文化と伝統の根底に受け継がれてきました。今回は、地域の方々に事前に作って頂いた縄を、建物の太い本縄につないで結び、一緒に知恵と力を合わせて作品を作り上げたいと思います」と話す。

 11月25日(金)まで同センターアートギャラリーで、松本氏の個展「縄文ホワイト方丈記」が開催される。また、関連企画として、20日(日)午後2時から4時まで、松本氏と山内志朗慶応大学文学部教授のトークショー「家を縛ることと家に住まうこと」も実施される。

 詳細は、相模湖交流センター【電話】042・682・6121へ。

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