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さがみはら緑区版 公開:2017年12月21日 エリアトップへ

北里大医学部生 医オケ創設、初演奏会 地域と患者に音楽の癒しを

社会

公開:2017年12月21日

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演奏会に向け練習に励むオケのメンバー=12月9日撮影
演奏会に向け練習に励むオケのメンバー=12月9日撮影

 北里大学医学部生が中心となり、音大生やプロの演奏家などを加えたオーケストラ「北里大学医学部管弦楽団」がこのほど創設され、第1回目となる定期演奏会が12月26日(火)、相模原市民会館(中央区中央)で開催される。「医学の道を歩む学生中心のオケ」という特色を生かし、活動を通じて地域還元できる音楽組織を目指す。

 発起人で代表を務める同大2年生の真壁伸吾さん=人物風土記で紹介=は今年8月、同大医学部生の仲間らに声を掛けオーケストラの中心となる同好会を発足。さっそく8月2日には、北里大学病院けやきサロンで小さな演奏会を開いた。その後、同大医学部生に加え、昭和音楽大学や国立音楽大学らの音大生やプロの演奏家を加え、総勢50人以上が集結。10月の顔合わせから5回の全体練習に加え、個人・パート練習も積極的に行った。ヴァイオリンソリストでコンサートミストレスを務める小池彩夏さん(25)は、「医学部にオーケストラがないと聞き力になれればと参加した。音大生とプロと医学部生が集まり他にない演奏ができるはず」と意気込む。

座席を地域へ無償提供

 同オケの活動主旨でもある「医学部オケにふさわしい活動」に則り、今回は一定の座席数を地域へ無償で提供。市内の病院やクリニック、障害児者らで構成されるNPО法人などへチケットを約200枚配布した。発足から演奏会まで短期間であったことから「次回はより多くの方へ配りたい。機会があれば、市の福祉関係のイベントなどへも積極的に参加できれば」と真壁さんは抱負を語る。

 演奏会では、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」、「ヴァイオリン協奏曲第5番『トルコ風』第一楽章」などが披露され、協賛を得た「イオンファンタジー株式会社」による指揮体験ステージなども予定。午後6時開場、6時30分開演。入場料千円、高校生以下・65歳以上は500円。チケットの申込みはメールに名前、券種、枚数を書き【メール】m.orchestra.kitasato@gmail.comへ。当日券も有り。問合せは【携帯電話】080・1179・9736山崎さんへ。

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