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SAGAMIKOMUSIC PARK 「子どもがつくる」音楽祭 出演、運営など自らの手で

文化

公開:2018年8月2日

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22日はバンド練習に加え準備の予行演習も行った
22日はバンド練習に加え準備の予行演習も行った

 子どもたちが自ら運営、出演、会場設営などに関わるライブイベント「SAGAMIKO MUSIC PARK AtoZ 2018」(同実行委員会主催/岩根亮太実行委員長)が8月25日(土)、午前11時から午後4時まで県立相模湖公園で開催される。子どもたちの自主性を育む体験型イベントとして定着しつつあるこの催し。「世代を越えて相模湖の音楽熱を盛り上げていきたい」と関係者は話す。

 音楽熱の高い相模湖地区。一方で「日頃、バンドなどの音楽活動をしている子どもたちにとっては、発表する場が少ない」との声が多かった。そうした中、出演だけでなく、子どもたちが企画から打合せ、会場設営、運営など全てを体験するイベントを立ち上げようと、相模湖観光協会、相模湖商工相友会と同会青年部、地元有志「SAGAMIKO MUSIC PARK」が、7年前に実行委員会を設立。以降、子どもたちに責任感やリーダーシップ、裏方の重要性の認識を目的とした「育成系体験型のライブイベント」として、毎年夏に開催している。現在では300人程の来場があり、徐々に地元にも浸透してきている。

5バンドが出演ゲストにプロも登場

 今年の出演は、相模田名高校の「Dear」、東京都品川区東中延児童センターの「まめうさぎ」、地元有志により結成された「まるがりくんマゾヒスティック」、香川県の姉妹アコースティックユニット「shiduku&satsuki」、地元増原地区の小学生による「増原の愉快な仲間たち」の5バンド。総勢約30人の子どもが出演、裏方として関わっている。

 さらに、スペシャルゲストとして市内出身のチャップマンスティック奏者の金丸敏明氏、公開ヴォイストレーニングを行う山神武信氏、全盲のギタリスト・田川ヒロアキ氏を中心としたトリオバンド「TAGAWA」などのプロのミュージシャンも出演。地元有志による模擬店も出店し、イベントを盛り上げる。岩根委員長は「プロの出演者と子どもたちとのセッションも企画しています。子どもたちがプロの方々と直に触れ合い、その演奏を聴くことの影響は大きい」と話す。入場無料。

 現在は開催に向け、定期的にバンドの練習や運営会議を行っている。7月22日には、相模湖公民館で会議に加えワークショップも開催した。「まだイベントを知らない地元の方も多くいます。地域の皆様に応援して頂けるイベントに発展させ、相模湖の音楽熱を盛り上げていきたい」と岩根委員長は話した。

 問合せは、同委員会の松林さん【携帯電話】090・3045・8157へ。

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