神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

東京2020オリンピック 相模原市に聖火来る 橋本公園でセレモニーも

スポーツ

公開:2019年6月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
声援を受け、相模湖漕艇場を出発する聖火。先頭が井草さん=1964年10月8日 井草さん提供
声援を受け、相模湖漕艇場を出発する聖火。先頭が井草さん=1964年10月8日 井草さん提供

 2020年東京オリンピック競技大会の聖火リレーのルート概要が6月1日、大会組織委員会から発表された。3日間にわたり県内を巡るトーチは、2日目に橋本公園(西橋本)に到着する。1964年東京大会では当時の藤野町、相模湖町がルートに含まれていた。17日(月)からは、聖火ランナーの公募が始まる。

 聖火は20年3月にギリシャを出発し、福島県からリレーがスタートする。神奈川県は43番目に通過する都道府県で、山梨県の富士吉田市から引き継がれた聖火が6月29日に箱根町に到着する。

 相模原市に聖火が到着するのは、県内を巡る2日目。三浦市、横須賀市、鎌倉市、海老名市、厚木市を経て、橋本公園で各日の最終ランナーの到着を祝うセレブレーションが実施される予定だ。

 前回の東京大会では国内で分火した聖火を4つのコースでリレーし、東京都を目指していた。神奈川県は2つのコースが通過。寸沢嵐在住の井草浩さん(74)は、相模湖町役場に勤めていた当時、山梨県から来た第1コースで県立相模湖漕艇場から小原宿本陣まで聖火ランナーを務めた。白バイに先導された井草さんの後ろには、予備のトーチを持った2人の副走者と20人の随走者が続いた。トーチを持つ腕が下がらないよう注意しながら、約2Kmを完走。「大役を果たせてほっとした」と振り返り、「今回の聖火ランナーにもぜひ応募したい」と笑顔で話した。

 南区新戸在住の中村幸一さん(72)は当時、相原高校の3年生。静岡県から来た第2コースの聖火を藤沢駅から戸塚区内までつないだ。トーチの火が頭に付かないように少し傾けながら走った。中村さんは、「まさか人生で五輪を2度も見られるとは思っていなかった。前回は国立で観戦したが今回はゆっくりテレビでみたい」と話した。

 井草さん、中村さんは共に「聖火が来る当日は橋本公園で見届けたい」と話している。

 聖火ランナーの募集は6月17日から順次開始される。協賛企業4社と県実行委員会が参加枠を設けており、8月末まで各募集先に1回ずつ応募できる。参加資格は08年4月1日以前に生まれ、応募先の都道府県にゆかりがある人。1人の走行距離は約200m。問合せは市オリンピック・パラリンピック推進課【電話】042・851・3248へ。

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

村芝居 5年ぶり上演へ

三ケ木青年会

村芝居 5年ぶり上演へ

大正時代からの伝統行事

4月25日

今年も群泳200匹

佐野川こいのぼり

今年も群泳200匹

4月28日から8日間

4月25日

地域住民の憩いの場に

若葉台団地YYわかば

地域住民の憩いの場に

開設1年半 「盛り上げたい」 

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

開業延期 地元の声は

リニア中央新幹線

開業延期 地元の声は

市内の工事日程は変更なし

4月11日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook