大島在住のプロボクサー・中谷潤人選手(21)は7月22日、元IBF世界ライトフライ級王者のミラン・メリンド選手(フィリピン)とのノンタイトル10回戦を、10月5日(土)に後楽園ホールで行うと、所属先のM.Tボクシングジムで発表した。
中谷選手は17歳のデビュー戦以来19戦全勝14KO。今年2月に日本フライ級王座を獲得し現在は世界タイトルに挑戦する機会をうかがっている状況だ。一方、31歳のメリンド選手は41戦37勝13KO4敗で、世界王者にも輝いた経験豊富な強敵。世界上位と拳を交えたことのない中谷選手にとっては、強豪と渡り合えることをこの一戦で世界に知らしめたいところ。元王者を相手に中谷選手は、「内容が問われる試合。KOで倒して、しっかり世界にアピールしたい」と意気込みを語った。
今後は恒例の米国合宿も行って調整する予定。中谷選手は、「相模原、そしてMTジムから世界王者になりたい」と力強く抱負を述べた。同日、日本王座も返上した。
自身を支えるため出身地である三重県東員町から相模原に移住した父母、弟とともに、8月1日に南橋本にトンテキ専門店を出店した中谷選手。家族の期待も背に受けて“世界前哨戦”に臨む。
また会見では中央区共和出身で日本ユースミニマム級王座の石澤開選手(22)が9月21日(土)に日本タイトル挑戦者決定戦に挑むことも発表された。
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