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上野原西光寺小澤宗道住職 「生きる力を得て欲しい」 8冊目の愛語集を発行

文化

掲載号:2019年8月15日号

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「愛語集」を手に熱い思いを語る小澤宗道住職
「愛語集」を手に熱い思いを語る小澤宗道住職

 元鳥屋小学校校長で、今は山梨県上野原市にある西光寺の住職を務める小澤宗道氏が書いた『三日坊主めくり 愛語集、絶望愛語編』がこのほど発行された。小澤住職は「見て下さった方が元気になり、生きる希望を持っていただければ」と話す。

 2001年に同校校長を退職するまで、市内を中心に県内の小学校で31年間教壇に立ってきた小澤住職。00年、56歳の時に脳内出血に襲われ、右半身に後遺症が残った。「重い病気になったが、逆に今まで見えなかったものが、見えるようになってきた」とその当時の心境を振り返る。

 小澤住職は、小学生のころから書くことが好きで、気になった言葉をメモに書き残していたという。病気になってからは「『思い』というものは、伝えなければわからない。言葉は力になる。多くの人に生きる力を伝えたい」と、ほぼ毎日、日々の生活の中で浮かんだ言葉を書きとめてきた。

 そうした中、三ヶ木にある印刷会社「(有)アキモト印刷」社長の秋本敏明さんが、その言葉の数々を目にして感銘を受け、愛語集として監修。04年から10年までに7冊を発行した。10年には、これらの愛語集が北米最大の国際ギフトフェアに出展され表彰されている。翌年には東日本大震災の被災者を勇気づけようと、500冊を寄贈したこともあった。

 今回、9年ぶりの発行となった「愛語集、絶望愛語編」には、「逆 がんばるな!アリとキリギリス」「そんなに急いで何をするの!立ち止まる勇気を…」「情とは死んでも後悔しないこと…」など、生きていく上でつらいことに出会った時、光明を見いだすことのできる七つの愛語が1頁に一つずつ、時にイラストを添えて綴られる。8頁目は読み手にとっての愛語を自分で書き入れられるよう、空欄になっている。また、愛語をとじる組紐は、鳥屋の組紐製造販売会社「(株)イノウエ」から無償で提供を受けるなど、周囲の協力もあった。

 小澤住職は「考え方や、見方を変えることによって、どんな境遇でも変えることができる。愛語集を手に取り見て下さった方が元気になり、生きる希望を持てるようになれば」と話した。

 愛語集はB5判で1冊税込350円。(有)アキモト印刷から発送も可能だ。愛語集に関する問合せはアキモト印刷【電話】042・784・0567へ。

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