神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら緑区版 公開:2020年12月17日 エリアトップへ

市キャッシュレス事業 利用額の最大25%還元 1月開始 予算5.8億円

経済

公開:2020年12月17日

  • X
  • LINE
  • hatena

 相模原市は新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ経済の活性化を目的とする新たな景気刺激策として、スマートフォン決済(キャッシュレス)による還元事業を行う。期間は1月21日(木)から2月28日(日)までの39日間。利用額の最大25%が戻って来るもので、非接触型の事業のため、買い物や飲食での感染予防対策としても期待される。

 事業名称は「サンキューさがみはら!最大25%戻ってくるキャンペーン」で、10月1日から39日間にわたって実施されたキャッシュバックキャンペーンに次ぐ、市独自の景気刺激策の第2弾となる。すでに12月補正予算が組まれており、予算額は5億8275万円。経済効果は約22億円を見込んでいる。

 対象となる決済事業者は、PayPayとauPAYの2社。利用できる店舗は大手チェーンを除く市内中小・小規模の店舗または事業者で、主に前回のキャッシュバックキャンペーンの参加事業者が対象となる。

最大1万5600円の還元

 内容としては、還元率を利用額の最大25%と定め、1回あたりに戻ってくる上限額は2000円。例として、1000円の支払いには250円、8000円の支払いには2000円が還元される。そのため、10000円以上の代金を支払う場合でも、還元額は上限の2000円となる。1、2月とも月ごとの還元額の上限は3900円。これを2社両方で利用すると、1月分と2月分の合計で1万5600円の還元を得ることができる。家族人数分が利用の対象となった前回のキャッシュバックキャンペーンとは違い、今回はスマートフォン契約者のみが対象となる。

 キャンペーンの具体的な流れとしては、利用者がスマートフォン決済のアプリに登録し、コンビニエンスストアなどで入金。参加店でスマートフォン決済を利用すると利用額の25%が還元される。非接触型の新しい生活様式が求められる中、市はこの事業を市民らのスマートフォン決済の導入、または促進につなげたい考えで、コロナ禍での非接触の流れを汲んだ事業を今後拡大させていくねらいもある。

 担当の市地域経済対策課では、「市内経済の活性化と新型コロナウイルス感染症の拡大防止につながることを期待している」と話している。

 利用者向けにスマートフォン決済についての説明会も行う予定。詳細は市ホームぺージへ。

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

村芝居 5年ぶり上演へ

三ケ木青年会

村芝居 5年ぶり上演へ

大正時代からの伝統行事

4月25日

今年も群泳200匹

佐野川こいのぼり

今年も群泳200匹

4月28日から8日間

4月25日

地域住民の憩いの場に

若葉台団地YYわかば

地域住民の憩いの場に

開設1年半 「盛り上げたい」 

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

開業延期 地元の声は

リニア中央新幹線

開業延期 地元の声は

市内の工事日程は変更なし

4月11日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook