10月4日に就任した岸田文雄首相は、会見で10月14日に衆議院を解散し、衆議院議員選挙を10月19日公示・31日投開票で実施すると表明した。神奈川14区(相模原市中央区、南区・緑区の一部)、16区(相模原市南区・緑区の一部、厚木市、伊勢原市、愛甲郡、座間市の一部)とも、自由民主党(自民)と立憲民主党(立民)の一騎打ちが予想されている。
神奈川14区
14区は、自民の赤間二郎衆議院議員(53)と立民の新人・長友克洋氏(50)の一騎打ちの構図が予想される。
2012年以降、自民が小選挙区で議席を獲得し続ける同選挙区。前回17年の選挙では赤間氏が当選した。旧希望の党の本村賢太郎氏が比例代表で復活し議席を持っていたが、本村氏が19年の相模原市長選に出馬し当選。その後、新生・立民が昨年11月、当時旧国民民主党で、市内緑区選出の県議会議員であった長友氏を衆院選候補予定者として擁立していた。
赤間氏は県議2期目の途中だった2005年に衆議院選挙に当選、現在衆議院4期目。衆議院国土交通委員長。本紙の取材に対して「新しい日常へは、医療の充実を図り不安を払しょくする事が不可欠。経済再生への取り組みも待ったなし。また、この国のデジタル化の『遅れ』を取り戻す事は急務です。高齢者など、その流れに乗れない方々への配慮は十分に」とコメントした。
長友氏は08年に県議に初当選、4期目の途中に辞職し、国政へ挑戦する。立憲民主党神奈川県第14区総支部長。本紙の取材に対し「今の政治では、日本がダメになります。分断・格差・対立ではなく、一人ひとりの個性を尊重し、未来への希望を感じられる、誰もが自分らしく活躍できる環境をつくります。皆さんと共に、相模原から政治を変えていきます」とコメントした。
前回の衆院選で立候補のあった日本共産党は今回、14区に対して「野党共闘のため候補者は立てない」と神奈川県委員会がコメントした。
神奈川16区
16区も、自民の義家弘介衆議院議員(50)と立民の後藤祐一衆議院議員(52)の一騎打ちの構図が予想される。
かつては自民が長く議席を守ってきた同選挙区も、近年は自民と非自民が交互に小選挙区で当選しており、前回2017年の選挙では、義家氏が小選挙区で議席を獲得。後藤氏が比例代表で復活当選し、全国でも遅くに結果が決まった激戦区。
義家氏は07年の参議院選挙で初当選し、現在衆議院3期目。衆議院法務委員長。本紙の取材に対して「これまで代議士として『この地の汗と土になる』、そう固く誓い歩んできました。コロナ禍でも地元の皆様、事業者、施設の皆様の声に耳を澄ませ丁寧に政策を届けてきました。私はいつも地元の皆様の傍らにおります」とコメントした。
後藤氏は相模原市出身。09年の衆議院選挙で初当選し現在4期目。内閣委員会理事。本紙の取材に対して「『臨時の医療施設』と『ホテル療養』をいつでも設置可能とする法改正案を、昨年12月に私から提出、実現しました。単なる反対ではなく、ほどほどの暮らし、命、平和を守るため、具体的な提案を実現してまいります」とコメントした。
前回衆院選で立候補のあった日本共産党は、16区に対して「野党共闘のため候補者は立てない」と神奈川県委員会がコメントした。
※10月11日起稿
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