自然をバックにした写真展
緑区篠原地区の、恵み豊かな里山の暮らしにふれることができる展覧会「ぐるっとお散歩篠原展」が10月９日（日）、10日（祝）の２日間、開催される。時間は両日とも10時から16時。
画家や陶芸家など数多くの芸術家が移り住み、芸術の街として知られる藤野。この展覧会は、旧藤野町の南東部に位置し、石老山や石砂山などの雄大な自然に恵まれた”篠原地区”全体を使い、芸術家のアトリエ、工房など歩いて巡るというもの。直に芸術家の暮らしやアトリエが見られ、各種芸術・自然体験など趣向を凝らした催しが企画された珍しい展覧会だ。今年で15回目を迎える。
当日は陶芸、有機微生物研究、写真、創作楽器、造形・絵画作品など13箇所を巡回。また、メイン会場の「篠原の里」ではバードウォッチング（9時〜）、青空コンサート、フリマ、陶芸、被災地支援活動報告、ピザやお茶会など各種飲食店、科学映画「さなぎ色の謎」の上映等が行われる。
主催者は「藤野で撮影された蝶の科学映画が全国で初公開されます。この映画は今春福島での映画祭で上映される予定のものが、震災の影響で順延になっていたものです。展覧会は独特の趣のある秋の山里を歩いて楽しみ、多くの人との出逢いがあると思うので、ぜひお越し下さい」と話している。
問い合わせは、同展実行委員会（篠原の里内）【電話】０４２・６８９・２０５１。
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