津久井の街をカートが疾走――。この珍しい光景を実現させた仕掛け人は、津久井商工会青年部(久米広治部長、部員16人)。6月10日、”交通安全””津久井商工会青年部”をPRするため、車体にラッピングを施した公道用四輪カートを走らせた。
これは、6月10日の商工会の日に、全国商工会青年部が昨年の震災を機に始めた統一事業「”絆”感謝運動」の一環として行ったもの。同青年部は昨年、地域の清掃活動を実施している。今年は趣向の異なるものを行うことで、より多くの人に注目してもらおうと計画。部員に車関係者が多いことから、カートを公道で走らせることを立案し、公道用四輪カートを5台レンタル。交通安全と津久井商工会青年部をPRするため、車体にシールを貼って走らせることになった。
当日は午前8時に津久井商工会館を出発。部員の企業を中心に、旧津久井町内を走行した。11時にはオギノパン長竹工場で津久井警察署員と合流。200人近く集った見物客に、飴やハンドルキーパー推進運動グッズの配布を行いながら、交通安全を呼びかけた。また、子どもたちは”マリオ”に変装し、カートに乗り込み、記念写真を撮影する姿もみられていた。
運動を推進した研修交流委員長の山本篤司氏は「カートが走行している様子をリアルタイムで、ユーストリームやフェイスブックに投稿して数万、数十万人の人の目に触れれば良いですね」とコメント。久米広治部長は「見ていて楽しい青年部らしい活動が出来たと思います。今後は部員、地域の絆が一層深まる活動を行い、地域活性化に繋げていきたい」と話している。
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