相模原の「台所」として、日々新鮮な食材の提供に努める「相模原綜合卸売市場」(中央区東淵野辺6の15の1)。暮れの贈答品や正月準備に一段と賑わいを見せる中、今年も一年おさめの大売出しが開催される。
鮮魚、精肉、青果、海産物、漬物などから卵や麺、包装に至るまで、50の専門商社が所狭しと軒を並べる綜合卸売市場。
JR古淵駅から歩いて約10分の国道16号沿いに立地する同市場は、土曜日の一般開放日ともなると、新鮮で手頃な価格の旬の食材を求める市民客で活況を呈する。
以前は両手一杯にまとめ買いする姿が当たり前だったが、最近ははしごしながら少量を求める買い物客も増えてきたという。同市場では「少量でも遠慮せずおっしゃって下さい。値段が書いていない商品も気軽に尋ねれば、思わぬ安値だったりすることも」と市場ならではの楽しみ方を助言。来場ついでに、場内の飲食店で舌鼓を打って行く人も多い。
同市場では歳末の28日(金)から30日(日)の午前に、毎年恒例となった年の瀬の風物詩「歳末大売り出し」を予定している。年末年始に特に人気が高いというマグロやカニ、牛肉やかまぼこ、だて巻などが並ぶ。「専門店ならではの品揃えをぜひ堪能していただきたい」と話している。詳細は相模原綜合卸売市場(【電話】042・752・4183)へ。
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