相原キッズ 2年ぶりに全国制覇 一丸のドッジで快挙
女子小学生ドッジボールチーム「相原キッズ」(勝元重美代表)が3月15日、名古屋市で開催された「第4回春の全国女子小学生ドッジボール選手権」に関東代表として出場し、2年ぶりの全国制覇を果たした。豊富な練習量を武器に、チーム一丸で掴んだ勝利に、選手をはじめ、チーム関係者は喜んでいる。
相原キッズは13年前に創部。市内の小学3年〜6年生までの女子児童が所属し、普段は土・日に相原小や二本松小などで練習をしている。今では、数々の全国大会に出場、一昨年の同大会で初めて全国優勝するなど、全国でも屈指の強豪チームとなった。
今年のチームは、5、6年生20人で編成。全国制覇した時のように、抜きんでた選手がいて、他を圧倒するようなチームではなく、芦原菜々子キャプテンを中心としたチームワークを持ち味としている。昨年のチーム結成時は勝てない日が続き、苦しんでいたものの、「厳しい練習の成果が実り、今年に入って急成長した」との勝元代表の言葉通り、2月の県予選、3月の関東大会を優勝で飾り、春の全国大会へ出場を決めていた。
全国大会では、9地区の代表32チームが参加する中、予選リーグを1位で通過。決勝トーナメントは初戦、2回戦と僅差の試合をものにして勝ち進み、準決勝、決勝ともフルセットの一進一退の熱戦となったが、集中力を発揮して2年ぶりの優勝を勝ち取った。芦原キャプテンは、大会最優秀選手にも輝いた。
菊地原透監督は「正直、勝てると思っていなかったので、本当にこの優勝は嬉しいです。選手たちが厳しい練習に耐え、保護者や地域のサポートがあったからこその優勝だと思います」と話している。
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