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郷土の政治家・尾崎行雄 ゆかりの場所がマップに 有志作成、博物館等へ配布

文化

公開:2015年5月14日

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同マップを持つ大橋事務局長
同マップを持つ大橋事務局長

 市民団体「尾崎行雄を全国に発信する会」(天野望会長)は、緑区又野で生まれた政治家・尾崎行雄(咢堂)のゆかりの地を紹介するマップを完成させた。これは、相模原市が進めている協働事業提案制度を活用し、同会が提案した「尾崎行雄の業績と咢堂桜を広める事業」の一環として企画したもので、市と協働で作成。市立博物館や市内の公民館などに配布されている。

 A2判カラー刷りで八つ折りの同マップでは、尾崎のゆかりの地を、「郷土と暮らしの周辺」「学び舎」「議会政治の父」「東京市長として」「支援者たちとの交流」のテーマにわけて紹介。区内では、市立尾崎咢堂記念館をはじめ、伏馬田城趾(尾崎城)、峰の薬師が挙げられている。国内に限らず、日米平和友好のために尾崎が贈った桜が並ぶワシントンDCの「ポトマック河畔の桜並木」など、合計25の場所が記載。写真とともにQRコードも載せてあり、HPもすぐに確認できるよう工夫を凝らした。

 同会が発行する会報の中で、ゆかりの地を紹介するコーナーが以前から設置されていて、「これをまとめたものを」との声が出ていた。マップは1万部印刷され、市立博物館や公民館、図書館の他、市内の小・中学校などにも配布。今後はマップを活用し、ガイドツアーの開催も予定している。

 同会の大橋孝夫事務局長は「咢堂が全国各地、世界をまたに掛けて活躍した政治家であったことを知ってもらうとともに、市民の方には旅行のついでに訪れてもらえれば」と話している。

情報発信目指し提案

 同会は、郷土出身の偉人である尾崎の更なる情報発信を主な目的として、2013年6月、市に協働事業提案書、企画書を提出。16年度までの計画を示した「尾崎行雄の業績と咢堂桜を広める事業」内では、マップ作成のほか、企画展や講演会、津久井地区に咲く咢堂桜から接ぎ木した苗木を使った、市内への桜植栽の実施も含まれている。

 詳細は同会大橋さん【携帯電話】090・4541・8677。

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