相原高校卓球部(男子21人、女子16人)が、8月9日から滋賀県大津市で行われる全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に、女子団体で出場する。同部女子団体でのインターハイ出場は4年連続の快挙となり、県立高校勢としては全国的にも珍しいという。また、男女個人戦に青山直之さん(3年)と野中成実さん(2年)も、県代表として出場する。
高校卓球界で最も大きい大会であるインターハイ。女子団体戦はシングル4、ダブル1試合で争われる。6月に三浦市で行われたインターハイ県予選で相原高校は、ブロック予選を順当に通過。上位4チームによる決勝のリーグ戦では2勝1敗の成績を残し、今年もインターハイへの出場を決めた。女子監督の平屋泰夫氏は「4年連続準優勝という成績で今年もインターハイへ向かいます。『相原から全国へ』の卓球部のスローガンのもと、悔いの残らない試合をして欲しい」と期待する。
「攻める気持」で上位へ
団体へ出場する選手は、3年の田口恵さん、中溝明莉さん、野中まきさん、三浦歩実さん、2年の野中成実さん、吉川由さん、1年の谷内田優花さんの6人。「どんな時でも、攻める気持ちを大切にする」を信条とするチームは、出場選手だけでなく37人の部員全員で、日々厳しい練習をこなし、インターハイに備えている。主将でチームの精神的な柱でもある田口さんは「まずは初戦突破。相原高校らしい試合したい」と話し、県5位の成績で個人戦にも出場する野中成実さんは「団体、個人とも相原高校の代表として、1回でも多く試合を出来るように頑張りたい」と抱負を語る。
また、県7位の成績でインターハイへ出場する青山直之さん。男子個人での全国出場は、県立勢として8年振りの快挙となる。「高校生活最後となるので、後悔のないよう全力を尽くしたい」と、大会へ向け上向き調子だ。男子部顧問の丸山茂樹教諭は「近年、男女ともに卓球部が良い成績を残せているのには、父兄やOB・OG、地域の人々の協力があります。選手たちには試合で全力を出し切って欲しい」と話した。
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