橋本駅北口のコンサートホール「杜のホールはしもと」がこの程、開館15周年を迎えた。9月24日にはこれを記念して、入場無料のプレイベント「在日米陸軍軍楽隊」を招いたスペシャルコンサートを実施。10月からは15周年を記念した数多くの公演が開催されていく。ホールを運営する公益財団法人相模原市民文化財団は、「区民に愛されるホールとして、今後も様々な企画や催しを提案していきたい」と話す。
杜のホールはしもとは、橋本駅北口開発の一環として2001年9月に開館。木材を基調に建てられたホールは、首都圏南西部における芸能文化の広域交流拠点としての役割を担っている。特に、収容人数535人のメインホールは音響に優れており、数多くの音楽や演劇などのコンサートが開催される他、中規模ホールとしては珍しく、バレエや落語など、幅広い分野の公演にも使用されてきた。また、様々な会議に使用される多目的室、音楽スタジオ、3つの練習室、セミナールームなどを備え、地域で活動するサークルや教室・セミナーの発表の場としても広く親しまれている。
そうした中、同文化財団は「地元で音楽やダンスなどの文化活動をしている多くの皆様に無料で発表の場を提供したい」と一昨年から年に1度、地域住民にホールを無料開放する「杜のホール体験Day」を開催。今年度は来年1月13日に地元のアマチュアバンドを対象に開放する予定だ。
キャンプ座間の軍楽隊が迫力ある演奏を披露
9月24日には、入場無料のプレイベント「在日米陸軍軍楽隊」を招いたスペシャルコンサートを開催。500人以上の来場者が訪れ、迫力ある演奏に聴き入っていた。今後は、著名な音楽家、演奏家、芸術家を招いたピアノ、バイオリン、オーケストラなどのコンサート・ライブなどを開催して、15周年を盛り上げていくことになっている。
平本悟館長は「杜のホールは、音響施設に優れ、多くのアーティストから評価頂いております。多目的室や練習室などの他の施設も地元の多くの方にご使用いただき感謝しています。今後も一層、地元に愛される施設を目指し、運営をしていきたい」と話した。
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