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津久井高校相原高校 いざ、全国の舞台へ 高校総体、緑区から2校

教育

公開:2017年7月20日

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津久井高校の山口さん=7月13日、相模湖漕艇場で
津久井高校の山口さん=7月13日、相模湖漕艇場で

 7月28日から、山形県など南東北地方を中心とした4県を会場に全国高等学校学校総合体育大会(インターハイ)が行われる。緑区内からは、津久井高校女子ボート部と相原高校女子卓球部が大舞台に立つ。

「自分の漕ぎで」

 津久井高校の山口はるかさん(3年・内郷中出身)は、同校唯一のボート部員として最後の夏に挑む。

 6月18日に県立相模湖漕艇場で行われた高校総体県予選会では、一人で両手に1本ずつ、2本のオールを持って漕ぐ「シングルスカル」に出場。直線1000mのスピード勝負の中で、「疲れて漕ぎが短く(可動域が小さく)ならないよう、大きく漕ごう」と冷静にレースを運び、2位以下を大きく引き離して優勝。自身3年連続となるインターハイ出場を決めた。

 山口さんは「本番では練習してきたことしか出せない。今の練習を大事にし、相手を意識するより自分の漕ぎに集中して戦いたい」と全国への意気込みを語った。

「2回戦突破」

 6年連続、12回目の出場を決めた相原高校女子卓球部。6月24日に横浜市で行われた県順位決定リーグでは、出場全66校の中から勝ち上がった横浜隼人、横浜創英、横浜商業と対戦し、2勝1敗と奮闘。大会8連覇を果たした王者・横浜隼人に屈したものの、準優勝で全国へと駒を進めた。

 全国では過去5年間、初戦敗退が続いているため、目標は謙虚に「2回戦突破」。主将の谷内田(やちだ)優花さん(3年・大沢中出身)は「『初戦突破』を目標にするとすぐ負けちゃうから」とはにかむも、「全国で勝ち進みたい」と士気は高い。

躍進へ期待

伝統胸に上位目指す


 創部60年の伝統を持つ津久井高校ボート部。近隣に相模湖があるという恵まれた環境もあり、全国の常連校として知られる。父母兄姉も揃って同部出身という山口さんは高校でボートを始め、1年時に2歳上の姉と組んでダブルスカルでインターハイ出場、国体では6位入賞。2年時はシングルでインターハイに出場し、今年3月の全国高校選抜大会では4位に入賞した。

 現在、正部員は山口さんただ一人。放課後は、主に自転車かランニングで学校から約7Km離れた相模湖へ。練習1区切りにつき、湖上を20Km滑る。「インターハイではまだ入賞したことがないので、決勝に残って3位以内に入りたい」。伝統を胸に、上位入賞を目指す。

 ボート競技は8月2日、宮城県登米市で開会する。

戦型揃ったチーム

 「相原から全国へ」のキャッチフレーズを掲げ、男女6台ずつ卓球台が配された練習場で汗を流す相原高校。2年生に有力者が揃った今年、エースの武山莉子さん(2年・大沢中出身)を中心に県大会を勝ち抜いた。近年、女子の卓球競技は高校生が世界レベルで活躍しており、女子を率いる平屋泰夫監督(59)は「全国で勝つのはなかなか難しい。初戦を突破できれば」と控えめだが、「戦型(プレースタイル)が違う選手が揃い、相手もやりづらいはず」と躍進への期待もにじませる。卓球競技は7月28日、福島県郡山市で開会。
 

相原高校女子卓球部の部員たち=7月11日、同校で
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練習で片道2Kmの往復を繰り返す=13日
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