「第45回関東中学校卓球大会」が8月8日、9日に埼玉県越谷市立総合体育館で行われ、男子団体戦で神奈川県代表として初出場した大沢中学校が、ベスト8に躍進する快挙を達成した。同部では「部員全員で掴み取った結果。誇りにしたい」と喜んでいる。
団体戦はシングルス4戦、ダブルス1戦の3戦先取制で行われる。中学校卓球界では、全国につながる最も大きな大会で、3年生にとっては部活動の集大成の場となっている。今大会に出場したのは、3年生の宮崎渚さん、赤木幸星さん、北島匠さん、湯浅拓真さん、伊藤拓海さん、2年生の上里(あがり)優斗さんの6人。これまでの最高成績は、県ベスト8だった大沢中男子卓球部。7月28日の県中学校総合体育大会卓球の部男子団体戦で、現相模原市内の中学校としては史上3校目となる初優勝を飾り、関東への出場権を掴んでいた。
関東大会では、3チーム総当たりの予選リーグで、桐朋中学校(東京)を3-2、勝瀬中学校(埼玉)を3-1のスコアで破り、見事決勝に進出。決勝1回戦はシードとなり、迎えた準々決勝は関東屈指の強豪校である実践学園(東京)に敗れ、全国大会への出場は惜しくもならなかった。部長を務める宮崎さんは「全国が見えていたので若干の悔しさはありますが、自分としては満足いく結果だったと思います。大会に出場した6人だけでなく、部員全員で掴み取った結果なので、誇りにしたい」と話した。
大沢中学校卓球部は部員男子36人、女子40人。男子は今大会が関東初出場だが、女子は関東出場の常連校になるなど市内屈指の強豪部に成長している。今季男子は、昨冬に行われた県新人戦で優勝候補にあがりながら初戦敗退となり、悔しさをバネとして、高校卓球界の強豪相原高校や、部のOBたちの胸を借りて猛練習に打ち込んできた。
同部の監督を務める山口良二氏は「このチームの良さは一人のミスを全員でカバーできる団結力にあります。県、関東と大会を通じ、生徒たちが日々成長する姿を感じ取れました。また、保護者や卒業生や地域の方など多くの方に様々な方面で、ご協力いただき感謝いたします」と話した。
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