神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら緑区版 公開:2021年12月16日 エリアトップへ

青和学園 収穫りんごをジェラートに 地元店とコラボ 生徒がPR

コミュニティ社会

公開:2021年12月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
収穫したりんごと手作りポスターを持つ同学園の生徒(後列中央は塩田さん)㊤実際に販売されたソルベ㊦
収穫したりんごと手作りポスターを持つ同学園の生徒(後列中央は塩田さん)㊤実際に販売されたソルベ㊦

 市内唯一の小中一貫義務教育学校「青和学園」(青野原/小畑弘文校長)で、児童が地域住民とともに収穫したりんごを使ったジェラートが限定販売された。地元ジェラート店の協力によるもので、生徒たちは青根産りんごの良さを伝えようと、ポスター作りなどのPRに奮闘した。

 青根にある旧青根小学校の校庭では、以前から地域住民がりんごを育てており、昨年の青野原小・中(現青和学園)との学校統合後も継続して栽培している。青和学園の3年生(8人)は今年、総合学習の一環でりんごの収穫に参加。およそ100個を収穫し、9年生(8人)が「何か商品にできないか」と考えていたところ、城山にあるジェラート専門店「Megu Gelato」(メグジェラート)が賛同し、特製のジェラートを製作・販売することになった。

 店主の塩田恵美さんによると、このりんごは「酸味が強く、良い意味で"野性味"があった。酸味はジェラートを作る上で大事なポイントなので、非常に製品化に向いていた」と話す。甘くなりすぎないように糖分を調整しながら加工し、素材の味を活かしたソルベを完成させた。児童もこれを宣伝活動で応援。11月15日には、収穫を手伝った3年生とPR用ポスターを製作した9年生が同店を訪問し、店頭にポスターを貼り出した。

 限定販売は11月20・21日・23日の3日間実施。店頭のポスターを見た地元客や観光客が集まり、旬のさわやかな味に舌鼓を打った。中には午前10時30分のオープンから正午には完売してしまう日もあり、塩田さんは「ポスターを熱心に見て写真を撮ってくれたり、お客様の反応も良かった」と3日間を振り返った。

 今回の地域住民・学校・地元専門店とのコラボ商品販売に、小畑校長は「学校が軸となって地域の活性化につながった好例だと思う。来年もさまざまな形に発展させぜひ取り組みたい」と期待を寄せた。

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

村芝居 5年ぶり上演へ

三ケ木青年会

村芝居 5年ぶり上演へ

大正時代からの伝統行事

4月25日

今年も群泳200匹

佐野川こいのぼり

今年も群泳200匹

4月28日から8日間

4月25日

地域住民の憩いの場に

若葉台団地YYわかば

地域住民の憩いの場に

開設1年半 「盛り上げたい」 

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

開業延期 地元の声は

リニア中央新幹線

開業延期 地元の声は

市内の工事日程は変更なし

4月11日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook