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青い鳥 寄付額が1千万円超に 地道な支援活動を継続

社会

公開:2022年7月21日

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青い鳥のメンバーと津久井地区社協の今井会長(右)
青い鳥のメンバーと津久井地区社協の今井会長(右)

 福祉と環境を考えるボランティアグループ青い鳥(前川好子代表)は7月13日、津久井地区社会福祉協議会などに25万円を寄付し、寄付総額が1千万円を超えた。同グループは創立以来、福祉や災害復興等に寄付を続けており、前川代表は「皆でやってきた事が誰かのためになっていると思うと嬉しい」と話す。

 同グループは、使わなくなった衣類や手芸用品などをバッグやポーチ、洋服などに変えて販売。そこで得た収益を寄付している。今回は、同会が開催した「布ぞうり展」での収益を社会福祉に役立ててほしいと寄付した。寄付先は同社協に10万円、市社会福祉協議会に5万円、市の頑張れ大船渡銀河連邦応援金に5万円、市の新型コロナウイルス感染症対策支援寄附金に5万円。寄付を受け取った津久井地区社協の今井俊昭会長は「10年以上にわたり寄付を頂き、青い鳥の皆さんの活動には頭が下がる。大事に使わせて頂きます」と話した。

 青い鳥は2006年に設立。社協が主催するアクリルタワシ作りのボランティア活動に参加していた前川代表ら3人でスタート。現在は約20人で活動する。設立から16年を迎え、寄付の総額は1000万円を超えた。地域福祉への寄付のほかに、東日本大震災の際には、いち早く現地と連絡を取り合い、必要な物資を送り続けたという。そのほかにも熊本地震、西日本豪雨などの際にも寄付を送り支援してきた。

 長く活動が続く秘訣を会員の飯塚洋子さんは「報酬はないけど、みんなで一生懸命やっている。作るのが好きな人が集まっているから続いている」と話す。さらに、松井恭子さんは「自分たちが作ったものを買っていただけるのは嬉しい」、児玉千恵子さんは「作って、売って、喜んでもらえて、さらにその収益が誰かの役に立つと思うとやりがいがある」と話す。前川代表は「私たちが作ったもので幸せを感じてもらえるように思いを込めて作っている。これからも喜んでもらえるように活動していきたい」と話した。

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