厚木市などで活動する防犯ボランティア団体「セキュリティー4A」(柿岡守一理事長)が、県の「犯罪のない安全・安心まちづくり奨励賞」を受賞。9日に県庁で表彰式が行われた。
同賞は県の「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」に基づき、実践的な活動を行い地域社会への貢献度が高い個人・団体を表彰するもの。セキュリティー4Aは市内の建築関係企業やメーカーが2005年に設立。防犯講演活動などが評価された。
理事長の柿岡さんは市内で窓ガラス会社を経営。地域の空き巣や窃盗の数が増える中「防犯意識の高揚に何かできないか」と考えた結果、ボランティア団体として泥棒の手口を模型で実演することを考案。犯罪手口を見せるため、警察などの協力の下、防犯団体に限定して講座を行ってきた。
「割ったガラスは500枚以上」と柿岡さん。地域の犯罪認知件数も、設立当初をピークに減少傾向だという。「受賞はうれしいが通過点。これからも活動を続けたい」と力強く話した。
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