共に行動する会議所に 厚木商工会議所 会頭 石川範義
新年明けましておめでとうございます。
会員企業をはじめご家族の方々にはお揃いで新年をお迎えのことと、謹んでお喜び申し上げます。
さて、日本経済は昨年足踏み状態から持ち直しに転じる動きが見られましたが、3月11日の東日本大震災と震災に伴う福島原発の災害により企業活動や日常生活に甚大な影響が生じました。更に、急激な円高や欧米諸国の、経済不安に伴う輸出の減少に加え、タイの洪水被害などにより、製造業を中心に中小企業に大きな影響を受けいまだに厳しい状況が続いております。
こうした厳しい経済状況の中、私ども地域の総合経済団体である厚木商工会議所と致しましては、地元企業を経営革新等あらゆる面から支援し、企業を中心に地域社会が活性化することが被災地の復興や日本経済の再生に繋がることと信じて、必要と思われる活動にはすべて取り組む覚悟で対応してまいります。
昨年の会議所事業につきましては、新たな事業として農商工連携が重要視されている中、農商工連携に取り組む人材基盤の形成及びネットワーク構築を目的とした農商工連携人材育成事業、また新卒者就職支援プロジェクト事業として中小企業の人材確保を支援することを目的とし、未就業者の方を対象に就職支援を行って参りました。
また、七沢地域における特産品開発事業「地域力活用新事業全国展開プロジェクト」を展開し、新たな七沢地域の県産木を活用した｢手軽に木工を楽しむ｣体験型ツーリズムとして地域と連携した事業に取り組んでおります。
ブロック会議事業につきましては、各地域からの要望等について取りまとめ厚木市に要望書を提出し市政の施策等に反映していただくよう提案致しました。
今年も引き続き様々な支援を通じて中小企業の発展を目指す商工会議所として、会員相互の連携を深めるとともに、会員をはじめとする地域商工業者の声をしっかりと聞き、ともに行動する商工会議所、見える形で結果を出す商工会議所として、一つひとつの課題に対し、きめ細かく各種事業を展開して、この難局に積極的に取り組んでまいりますのでより一層の会員皆様方のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
広げよう支援の輪5月3日 |
|
