飯山地区の橋場自治会員を見守り続けている稲荷神社。鳥居が老朽化したため、このほど同自治会の有志9人が約15年ぶりに手づくりで再築した。2月9日(土)に開催の伝統行事、稲荷講で披露する。
管理当番を決めなくても必ず誰かがお供えをするなど、「稲荷さん」の愛称で長く住民に愛されてきた稲荷神社。風雨にさらされて鳥居が脆くなったことを機に、同自治会は新しく作り替えることにした。
昨年10月、同地区内にある龍蔵神社のヒノキを切り出し、自治会長の西海幹男さんを中心に作業を開始。1月26日に赤色のペンキを塗り終えて高さおよそ8尺3寸(2・50m)の新しい鳥居が完成した。
参道も完成
”俗世と聖地の境”と言われている鳥居だが、これまで敷地内ギリギリに建てられていたため、住民はくぐってお参りできなかった。そのため今回、合わせて参道も整備した。参加した会員は「通ってお参りできるようになったから、これからはご利益が倍になるかも知れないね」と笑顔で見上げていた。
西海自治会長は「昔からずっと大切にしてきた文化の1つ。地域の子どもたちに伝えていきたい」と話した。
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