又村和夫傘寿展 賑やかに開幕 記念描き下ろし「八十雀」は見もの
初日には小林市長も駆けつけた
今年傘寿を迎えた妻田西在住の又村和夫さんが水墨画を始めて今年で20年。10月１日から市民ギャラリー（イオン厚木店７Ｆ）で個展「又村和夫傘寿展」が開かれている。これは又村さんが「傘寿のときに個展を」と目標に日々絵筆を握り続け、実現したもの。
会場には初日から水墨画ファンが訪れ、細かい筆遣いに感嘆したり、大胆な構図、淡い彩色に見入っていっている姿が多く見られた。
展示されているのは約65点の作品。これまでに様々な展覧会で栄誉ある賞を受賞した大作から、この個展のために描いたものまで。中でも見ものは「八十雀」。又村さん自身が80歳になった記念と80羽の雀が描かれている。これから１年に一羽ずつ描き足していくというお茶目ゴコロが微笑ましい。
又村さんは「皆さんのお蔭で、個展を開くことができた。感謝の気持ちでいっぱい」と話している。
会期は10月７日まで（最終日は午後２時まで）。
「素晴らしい」と見入る水墨画ファン
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