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垣澤社中 幻想的な里神楽を披露 熊野神社で奉納

文化

公開:2013年10月4日

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真剣に垣澤社中の演舞を見る人たち
真剣に垣澤社中の演舞を見る人たち

 鎌倉時代の初めに鎮座した歴史ある厚木市愛甲の「熊野神社」。同神社で毎年秋に開かれ、約2000人の人出があるという奉納神楽。今年は9月28日、同神社の神楽殿で厚木市指定無形民俗文化財に指定されている相模里神楽「垣澤社中」(垣澤勉家元)の奉納神楽が盛大に行われた。

 里神楽は、「古事記」や「日本書紀」など、古代日本の神話を題材に面をつけて行われる仮面黙劇。愛甲のメンバー5人が活動していることもあり、毎年同神社が舞台になっている。

 この日は、例年以上の屋台が出店し、坊中太鼓保存会と上愛甲囃子保存会の演奏が行われた後、垣澤社中の上演が始まった。開始時刻の午後5時30分になると大勢の人が神楽殿に押し寄せ、第一幕の演目「寿式三番叟」の幻想的な演舞に真剣に見入っていた。同社中が演舞中にマイクであらすじを解説しながら第二幕の「黄泉醜女」と第三幕の「八雲神詠」を約4時間にわたり好演し、演目が終わると大きな拍手が起こっていた。

 愛甲東在住の菅野昭男さん(68)は「伝統芸能を普及させていくためには良い機会ではないかと思います。子どもたちにも地元に伝わる芸能を知ってもらいたいですね」と話した。

 垣澤家元は「今回、『黄泉醜女』の演目は初めて社中のメンバーだけで演じました。甘んじることなく稽古を積み重ねていきたいと思います」と振り返った。
 

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