厚木市内の公園トイレが何者かによって壊される事件が相次いで発生している。市によると昨年11月から10月1日までに、のべ10の公園で32基の便器が壊され、被害額は約182万円、市公園緑地課は対応に頭を抱えている。
昨年11月2日、9日、21日に破壊された公園トイレは、厚木さつき(中町)、坊西(船子)公園などの小便器10基、大便器6基、洋式便器1基の計17基。便器そのものを壊されていたり、便器に穴を空けられていたりするなど悪質だという。修理費には83万円がかかった。
今年に入ってからも5月3日、7日、9月4日、27日、30日と被害が続出。小便器7基、大便器6基、洋式便器2基の計15基が壊された。修理費は約99万円。
市は昨年11月以降、厚木中央公園と反町公園に防犯カメラを設置した。現在は、白髭公園と長ヶ町公園に仮設トイレを設置し対応にあたっている。
同課は「トイレの機能をだめにしてしまうので非常に困っている」と話した。市民からは、便器が壊れたままで、早く直して欲しいという声があるという。
厚木警察署は「パトロールを強化するなど警戒を強めている。現在は捜査している段階」とコメントした。
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