新会長の横顔 「誠実」の言葉胸に抱き
▽会員であった父が会長をしていた年度の最終例会に入会した。ロータリークラブに入会して丸14年。静かで信念に満ちた話し方が特徴。ロータリーについて、「組織の中で節度、生き様、筋の通し方など人として学ぶことが多い」と明確な回答。会長として、クラブ運営は会員同士が刺激し合う”火曜日（例会日）の縁”をいい雰囲気で、常に「いいね」の精神で、と特段の気負いもなく年齢の割にオトナ。
▽かなりの苦労人だった父親の背中を見て育った。学校も仕事も、父の敷いてくれたレールに抵抗なく乗った。12年前、その父がガンであっという間に他界。病名を知らされてもたじろぐことなく「忙しくなったなあ」の一言だった父を今でもこよなく尊敬しているのがわかる。
▽父が掲げた社是「誠実」を１０００人の従業員とともに守る社長だ。国内各所に拠点をもつ会社の業務は、ビルメンテナンス。取引先は全国ネットの大企業の工場がメイン。付随する産業廃棄物処理、警備など、裏側の地味だが必要不可欠な業種。
▽飾らない人柄。いつも忙しそうにしているように見える人。大学生、高校生、中学生の３人の父親。趣味を問うと「スコアは度外視で言うと、ゴルフ」と遠慮がちな答えが返ってきた。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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