門田さんが読売教育賞 理科教育部門で優秀賞
市内三田在住の門田真人さん(70)が代表を務める団体「門田先生と地学の仲間達」がこのほど、「第63回読売教育賞」の理科教育部門で優秀賞を受賞した。主催は読売新聞社。
この賞は、学校や地域で優れた教育の実践を行った団体などを表彰するもの。
門田さんは、東海大相模高校の理科教諭を経て、現在は県立生命の星・地球博物館の外来研究員。
今回の受賞団体は、門田さんとともに博物館に勤める人や大学教授、理科教諭、登山家など「丹沢の自然を愛する人たち」で構成される研究仲間約50人。「南にあった火山島が今は神奈川の丹沢山地になってそびえている。この壮大な地球の営み」が研究のテーマだ。
受賞には、小学生から大学生までを対象にした出前授業や、積極的な野外活動などが評価された。野外活動は、伊豆半島の海の中や、丹沢の山の中など現地に赴き、自然の魅力を実際に感じてもらったという。また、2010年から毎年1月4日を「石の日」とし、「丹沢への思いが絆になる地学的遺産の整備活動」を行っている。これまで64人が参加した。
門田さんは「団体は学校の現場だけでなく、社会人が理科教育に楽しみながら携わっている。全員で受賞した賞です」と話した。
今回の賞は全国から124件の応募があり、優秀賞に13件が選ばれた。
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