多摩線延伸を要望 4自治体延伸促進連絡会
相模原市、厚木市、愛川町、清川村の4自治体で組織する「小田急多摩線の延伸促進に関する連絡会」が状況報告をまとめ、延伸ルートについて本厚木駅への接続を目指し、具体的なルートの検討や要望を進めていく方向性を固めた。鉄道の整備は、国の交通政策審議会答申を基に進められる。
小田急多摩線については、2000年に運輸政策審議会(現在の交通政策審議会)の答申第18号で同線終点の唐木田駅からJR横浜線・JR相模線方面への延伸が「今後整備を検討すべき路線」と位置付けられ、2006年度から町田市、相模原市、鉄道事業者で組織する「小田急多摩線延伸検討会」がJR相模線上溝駅までの検討を進めてきた。
上溝駅から先については、田名地区を経由して愛川・厚木方面への延伸を目指し、2009年に同連絡会を設置。2015年度に予定されている交通政策対策審議会答申に位置付けられるよう、基礎資料の準備に取り組んでいる。
今回の状況報告では、延伸の到達点を本厚木駅としたが、具体的なルートは未定。路線の整備効果としては、移動時間の短縮や移動費用の縮減などをあげている。また、今後の検討課題としては、人口減少社会の進展や事業性の観点から、「需要の確保」「事業費の圧縮」「沿線まちづくりの検討」などをあげ、各課題への解決に取り組む。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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