市内を中心に活動するボランティアグループ「秋桜(こすもす)会」(高田武子代表・69歳)が10月9日、厚生労働大臣から感謝状を贈呈された。
これは、福祉分野などのボランティア活動に長年貢献した団体の功績を毎年評価するもの。今回贈呈の対象は全国で39団体。
1988年に厚木市ボランティア入門講座の修了生が集まり、37人で発足した同会。メンバーは全員が主婦で、子育てや家庭・仕事を大切にしながら「これからどのようなボランティアができるのか、夢と希望を持ち、できる人ができることを無理なく活動していくこと」をモットーに活動を続けている。
現在会員は9人と減ってしまったが、「睦合ホーム」「七沢更生ライトホーム」などで本物の喫茶店を模した「ホーム喫茶」、手芸・折り紙指導など施設入所者の介助や、行事の手伝いなどを27年間にわたって行っている。
会員からは「楽しいから続く」「生活の一部になっている」との声が聞かれるように、会員で一致団結し助け合う仲の良さが、会継続の大きな原動力だ。会員最年長の80代の女性が”大黒柱”になっているという。
設立当初から運営に関わる高田代表は「今回の感謝状贈呈の一報を聞いたときは素直にびっくりいたしました。継続は力なり…ですね。グループの励みになります。この賞はもう少し頑張れと私たちに言っているように思えました」と神妙な面持ちで話した。
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