小鮎地区でミニデイサービスなどの活動を行っている奉仕団体「小鮎ボランティアの会」(渡辺秀夫代表=人物風土記で紹介)が、今年の春の褒章で緑綬褒状を受章。きょう15日に伝達式に臨む。
地域に住む高齢者の仲間づくりやふれあいの場の提供を目的に、1985年に発足した同会。96年からは台自治会の地域で試験的にミニデイサービスを始め、今では地区内12自治会のすべてで実施している。
ミニデイの中身はゲームや体操など。時には住民が手品など趣味の発表を行うこともある。回数は地域のニーズに合わせてさまざまだが、中には毎月実施しているところも。昨年度はのべ79回開催した。会場は自治会館など。「歩いて参加できる」ことに重点を置き、送り迎えなどは行わない。
参加者からは「古くから住んでいた人と新しい住民が、お互いに挨拶できる関係になった」「回を重ねるごとに行くのが楽しみになってきた」などの感想が。各地区でのミニデイ立ち上げに携わった前会長の森谷文枝さんは「自治会長や公民館、老人会…地区すべてで応援していただいている。地域の皆さんに支えられています」と話す。
当初28人だった会員も、いまでは83人に。活動は、地区ごとに会員が企画・運営している。渡辺会長は「自分たちも楽しむ、という思いが続ける力になっている。受章は名誉なことです」と話した。
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