NPO法人日本わらべうた協会(田村洋子理事長)が冊子『今につながる昔のくらし』をこのほど発行した。
これは、同会が厚木市の市民協働提案事業「郷土に伝わる食とわらべうた」世代間交流事業の3年間の成果をまとめたもの。昔のことを伝えるとともに、同会が取り組んできたこれまでの活動を記録として後世に残していくことがねらい。
冊子は、同会が中心となって市内7公民館(睦合西、厚木南、玉川、荻野、南毛利、依知南、小鮎)で実施した郷土食や昔の子どものおやつを作ったりする「郷土食調理」の講座をライブ感覚で紹介している。郷土を実際に研究している人ではなく、その地区ごとに長く暮らしてきた人たちの実生活や生の声を詳細に盛り込んだ。講座を冊子にする難しさがあったと田村理事長は振り返る。
田村理事長は「一人でも多くの人に厚木を知ってもらえたら嬉しい。貧しい時代を生き抜いてきた先人の考えを知識として持ち世代を越えて大人だけではなく子どもたちにも伝えていくことができたら」と話した。
冊子はA4判、71ページでオールカラー。発行部数は2000部。有隣堂厚木店と有隣堂本厚木ミロード南館店で一冊500円で購入することができる。
詳細、問合せは、同会【携帯電話】090・4123・0010(田村理事長)。
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