「実力を出し切れた」と自信を得た堀内君
市内で活動する実践空手道無名塾会館（佐々木昭一郎代表）に所属する堀内統以君（高校１年・下依知在住）がこのほど、東京都のディファ有明で行われたＰＥＴＥＲ ＡＥＲＴＳ ＳＰＩＲＩＴ ＴＯＫＹＯ大会に出場し、２ラウンドＫＯで勝利を飾った。
同大会は、１９９０年代に人気を博した格闘技イベント「Ｋ―１」で３度の優勝を誇るピーター・アーツ氏を中心に、後進の育成を目的に開催されたアマチュアキックボクシング大会。堀内君は、佐々木代表が大会関係者と交流があったことから、同館の３人とともにエントリー。同じ高校生のキックボクシング選手と１回の試合のみで勝敗を決めるワンマッチ形式で戦い、大会初出場ながら見事な勝利を収めた。
試合は終始、自分のペースで進められたという堀内君。得意とするコンビネーションで主導権を譲らず、左のハイキックでフィニッシュした。初体験だったスポットライトの当たるリングでの試合に緊張をしたものの、「みんなの注目が集まる中で、実力は出し切れたことが自信に繋がった」と収穫を話す。
今後めざす目標は、「全日本空手道選手権大会一般有段の部」での優勝。堀内君の挑戦は続く。
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