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会長に聞く 進化する看護師の働き方 厚木地区看護部長会 会長 伊藤玲子さん

社会

公開:2019年2月22日

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看護部長会のメンバー(昨年秋の相談会場で)
看護部長会のメンバー(昨年秋の相談会場で)

 ▽厚木地区看護部長会は、厚木市・愛川町・清川村の13病院の看護職のトップを務める人と厚木看護専門学校の校長ら15人で組織される「看護師のスペシャリスト」組織。2007年に地域連携協働や地区内の看護師増員対策、看護や医療の資質向上、地域貢献活動などを目的に発足。昨年4月に会長に就任した伊藤さんに話を聞いた。

 ▽深刻な看護師不足が叫ばれるいま、同会は「看護師増員対策」として、年2回、合同就職相談会を開催している。人材募集の専門家に依頼するのではなく、現場の生の声を伝えたいと自らの手で相談会を企画し、当日は来場者の相談に応じている。「病院の規模でなく、自分の家庭環境や希望する働き方に合った職場を探せます」と伊藤さん。看護師をめざす人には奨学金制度を導入している病院がある。また、病院内に保育所を併設しているところや子育て支援が充実しているところも多い。採用方法も多種多様で時短勤務で働く人も多く、最近は男性の看護師も増えているという。

 ▽看護師の働き方は日々進化している――。「魅力ある仕事だけれどキツイし大変」というイメージは過去のものだ。働く場所も、病院だけでなく福祉施設や在宅医療など、めざす看護や家庭環境に合わせて選ぶことができるのだ。生涯にわたり、その資格を活かせる看護師の仕事。「喜びの場面だけではないけれど、人の人生のひとこまに関われ、社会に求められている本当に魅力ある仕事です」と伊藤さん。

 ▽次回の合同就職相談会は3月3日(日)。午前10時〜午後3時。入場・相談無料。会場はアミューあつぎ6階の市民交流プラザ。市内13病院が個別ブースを開設するほか、厚木看護専門学校と神奈川工科大学看護学部、松蔭大学看護学部の3つの学校も特設ブースを開設し、進学相談にも応じる。子連れ来場可。問合せは同会の三崎さん(【電話】046・284・2121/愛川北部病院)まで。

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