厚木市妻田北の睦合南公民館で3月22日から25日まで2つの平和を考える展示会が行われ、地元住民らが訪れた。
展示会は、『サダコと折り鶴ポスター展』と『(愛梨ちゃんの妹)珠莉ちゃんの写真展』。
前者は、2歳で被爆し10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんの一生を通して、原爆の被害と平和の大切さを伝えるポスター26枚を、広島平和記念資料館から借りて展示したもの。
一方後者は、東日本大震災で当時6歳の幼稚園児だった姉の愛梨さんを亡くした石巻市の佐藤珠莉さんが亡き姉への想いを切り取った写真14枚を展示した。
両展示とも当初2月27日から3月7日までの期間で予定されていたが、緊急事態宣言の発令により、残念ながら期間をずらし短い展示となった。
アイリンブルーP(プロジェクト)
佐藤愛梨ちゃんが亡くなった数年後に、彼女の最期の場所に真っ白な花(西洋菊)が咲き、その花を各地で育てることで、命の大切さを世界へ広めようというアイリンブループロジェクトがスタート。花の名前は「あいりちゃん」と名付けられ、同公民館に隣接する白根マイガーデンの一画にも苗を譲り受け移植。昨年6月に咲き終えた花から種を採取し、地域住民に配布。住民が苗を育て今年2月に再び花壇へ戻した。
なお現在同ガーデンでは、チューリップなどが開花している。=左写真
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