愛川町消防本部が4月11日、愛川町角田の下箕輪消防訓練場で町消防団員を対象とした「消防団水防訓練」を行った。
この訓練は、水災害時の消防団活動について基礎知識と技術を習得するもの。訓練には団員約100人が参加。町消防本部職員が講師となり、土のうの作り方、積み方、積載・運搬、搬出の訓練を行った。
作成訓練では、2人1組で袋を持つ人とスコップで砂を入れる人に分かれ、約400袋を作成。氾濫した川の水を防ぐことを想定し、積み重ねて壁を作った。団員たちは、強度を高めるため川の下流方向に結び目同士を重ねるなど、工夫しながら土のうを積んだ。
参加した消防団員からは「スコップの持ち方や、土をすくう際のスコップの角度など、思っていたより難しかった。協力をして効率の良い作業を心掛けたい」などの感想があがった。
講師を務めた町消防課警防班職員は「近年、全国各地で発生している地震や台風の被害を踏まえて訓練を行った。実際の災害時の作業は危険を伴うため、今後も力を入れて訓練を重ねていきたい」と話す。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
広げよう支援の輪5月3日 |
|