あつぎひがし座主催の『第47回人形浄瑠璃自主公演』が6月13日、厚木市文化会館小ホールで無観客開催された。共演は厚木東高等学校人形浄瑠璃部ひがし座(市教育委員会共催・神奈川県民俗芸能保存協会後援)。
この公演は、人形浄瑠璃の技能の研鑚を図り、郷土芸能を広く公開することで後世に継承していこうと定期的に開催している。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客とし、舞台を撮影。厚木市のYouTubeチャンネル「あつぎ文化芸術・生涯学習発信チャンネル」で公開する。
当日は、厚木東高校人形浄瑠璃部ひがし座が、五穀豊穣、天下泰平を願うおめでたい儀式舞踊の『二人三番叟 鈴の段(ににんさんばそう すずのだん)』を披露。同校人形浄瑠璃部卒業生を中心に活動するあつぎひがし座は、和歌山県日高川町にある道成寺にまつわる有名な伝説を表現した『日高川入相花王 渡し場の段(ひだかがわいりあいざくら わたしばのだん)』を演じた。「娘が鬼に変化する『ガブ』という首(かしら)を使用。一瞬で形相が変化する仕掛けが大注目」という。
関係者は「観たら絶対楽しめるので、ぜひ映像を見て、人形浄瑠璃のおもしろさに触れていただきたい」と話している。
なお、動画は7月中にアップする予定という。
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